美作番茶

 

 

地方番茶の中でも、珍しい作り方をする「美作(みまさか)番茶」。真夏に刈り取った茶葉を鉄鍋で煮て、天日干し。さらに、煮出した煮汁をかけて干し上げ、焙煎します。煮汁をかけることで、茶葉に艶が出て風味も増します。

 

香ばしくまろやかな味わい。急須でいれても、ヤカンで煮出しても美味しいお茶で、しばらく置いても渋みが出ません。濃く煮出してミルクティーにしても◎。

 

【産地】岡山県美作市 【品種】在来種

 

 

〈美作番茶のこと〉

 

日本の中国地方には、珍しい作り方をする番茶が多くあります。美作番茶もその一つで、天日干しした茶葉に煮汁をかけて、さらに天日干しをするお茶です。

 

やさしい味わいとは裏腹に、お茶作りの現場はとても過酷。晴れの国・岡山の、8月の真夏に、早朝から刈り取った在来種のお茶を、薪で火を焚き沸騰させたお湯の中で、上下を返しながら煮ます。そして、カンカン照りの日差しの中に広げて、たまに茶葉をひっくり返しながら干す・・・。これを一日に何度も繰り返します。

 

私もお手伝いさせてもらったときは、がんがんに火を焚いている工場に入った瞬間に、暑すぎて倒れるかと思いました。

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